庶民が「文化福祉」を満喫できるようにします

ここ数年、延吉市は中国共産党中央と国務院の「現代公共文化サービスの具現化加速に関する意見」の精神を全面的に実行し、現代公共文化サービス体系の構築を加速し、公共文化サービス都市と農村の連動メカニズムを確立し、大衆の公共文化サービスに対するニーズを絶えず満足させ、大衆の幸福感と獲得感を効果的に高めてきました。

延吉市は公共資源の配備を拡大し、公共文化サービス陣地の建設をさらに充実させています。公共文化のデジタル化建設を推進し、100万元を投資して、延吉市小児図書館のスマートハウスを完成させました。このハウスには6000冊の大人向けと子供向けの読み物が配置されています。

公共文化サービス施設の設備を完備する上で、50万元を投資して、延吉市博物館をアップグレードして改造し、600平方メートルの「百年延吉—朝鮮族民俗風情展」の展示室を完成しました。朝鮮族の旧式農耕用具、民族楽器及び伝統食器200点余りと朝鮮族農耕文化を体現する100点余りの写真を組み合わせて展示します。市民大衆のために多様な公共文化サービスを提供し、中国朝鮮族の民俗文化をさらに保護し、伝承します。

末端公共文化施設の建設プロジェクトを継続的に推進し、56の村の農家ハウス、農村文化大院、文化情報資源共有プロジェクト末端サービスポイントと78のコミュニティ図書室をアップグレードして改造し、郷鎮総合文化ステーション4カ所、農村文化広場53カ所を完成させます。文化館、図書館の総分館制を推進し、7つの図書館分館を設立し、都市・農村をカバーし、全国民に恩恵を与え、便利で効率的な公共文化施設のネットワークをさらに充実させます。また、市文化館、図書館、博物館、144の基礎総合文化サービスセンターなどの公共文化施設を無料で開放し、大衆の基本的な文化権益を確実に保障します。

公共文化サービスの有効性を高めるために、延吉は今後、資金支援メカニズムの改善に力を入れ、公共文化サービスへの投入力を高め、全市の文化インフラが老朽化している現状を改善していきます。人材育成を強化し、若年化し専門化した文化芸術人材を導入し、業務能力が高く、サービスレベルの高い公共文化サービスチームを作ります。公共文化サービスのブランド構築を強化し、朝鮮族の伝統文化を公共文化サービスに有機的に溶け込ませ、独自の基層文化施設建設のブランドを作り上げます。