映画は「一帯一路」文化交流における光と影の「大使」となっています

第7回シルクロード国際映画祭が陝西省西安市で開催されました。「一帯一路」沿線諸国間の映画業界の交流がますます頻繁になるにつれて、数多くの劇映画、ドキュメンタリー映画、アニメーションが協力の中で創作され、映画芸術は沿線諸国の文化交流における光と影の「大使」となっている。「黄猫」はカザフスタンとフランスの合作です。特別推薦作品としては、イランとノルウェーが合作した『光のない影』、ドイツとロシアが合作した『ペルシア語の授業』など16本が選ばれました。

今回のシルクロード国際映画祭の特別推薦作品は、多国籍の専門映画人が116の国と地域から寄せられた3500本余りの作品の中から選びました。推薦団の芸術監督を務めるイランの監督で、アカデミー外国語映画賞を2回受賞したアスハ・ファハティ氏は、インターネットを介して、「異なる国、異なる文化背景の映画が映画祭のために集まって、それらは異なる方法とスタイルを示し、豊かな多様性を持っています。」と推薦理由を説明した。

感染拡大の影響を受け、今回の映画祭に招待された海外の映画界の専門家は、オンラインで参加していますが、彼らの参加意欲に影響はありません。ポーランドのマゴザタ・シュモフツカ監督は、「2週間かけて鑑賞しましたが、題材が豊富でスタイルも多様で、質が高く、芸術的な感覚の強い映画を見つけることができました」と語っている。

中国とイタリアはすでに何度も映画の合作や輸入面での協力を行っています。イタリア、中国、ベルギーの合作映画「コーヒーの嵐」はコーヒーを手がかりにして、3つの国の異なる文化の下で人文ロマンをつなぎます。イタリアのコメディ映画『蘇生小確幸』も中国で上映されることが発表されました。

イタリア映画音響・マルチメディア産業協会国際業務部のロバート・スタビレ主任は、「映画は協力の架け橋であり、我々は多くの優秀なイタリア映画を選んで中国オンラインで出展しており、イタリアでより多くの中国映画が見られることを望んでいます。

映画祭は国内外の専門家の交流の場であるだけでなく、中国の一般の観客にも「一帯一路」沿線の国や地域の映画を感じる機会を提供しています。今回の映画祭の上映部門では、国内外の優秀な映画500本余りが屋外広場、映画館ライン、オンラインプラットフォームで観客と出会いました。そのうち、上映館で上映された映画は102本で、70%以上が「一帯一路」沿線の国や地域からの作品でした。

中国と同様に、今年各国の映画市場は新型コロナウイルス感染症の衝撃を明らかに受けており、これに対し、多くの映画関係者は協力の中で産業のモデル転換とアップグレードが実現することを期待しています。シンガポール映画委員会メディアエコシステム開発ディレクターの黄如欽氏は、「シンガポールはすでに中国など多くの国と協力し、互恵的な緑通路の開設などを通じて映画人材の交流を強化しており、革新的な協力方式を通じて、映画業界の発展を共に推進していきたい」と述べました。