協力協定に基づき、ロボットとシュナイダーエレクトリックは共同で中国の国情に合った、スマート製造に向けた先進的な方法論とツールバンクを実現し、またトレーニングとコンサルティングなどの手段を通じて製造業の労働力素質を向上させます。新興産業のチャンスに対して、電子、物流、食品飲料、軌道交通などの業界のソリューションを発展させ、「グローバルイノベーション、ローカル実践」をさらに推進します。力を結集してスマート製造モデル工場を共同で建設し、ベストプラクティスを広めます。キャリア設計のノウハウやリソース、業界応用経験やエンジニアリング経験などを共有しています。また、シュナイダーエレクトリックは、同社のグローバル通信ネットワークと業務ネットワークを活用して、ロボットのグローバル展開を推進していきます。
シュナイダーエレクトリックは、安全、信頼性、高効率、経済的、環境にやさしいエネルギーとプロセス管理を顧客に提供するために、グローバルなエネルギー効率管理と自働化分野の専門家です。2014年度の売上高は250億ユーロで、世界100カ国以上で17万人の従業員を擁しています。今回の提携で、双方は共に産業のモデル転換とアップグレードの潮流をリードし、スマート製造の効果的な方法論と生態系の確立を推進し、業界の顧客に卓越した価値を提供することを目的としています。
ロボットの曲道奎総裁は、ロボット会社はどのようにスマート製造という大きな背景のもとで、ロボット技術、スマート装備を通じて、製造業全体の急速な転換とアップグレードを実現し、製造業の発展モデルを変えることに力を入れています。長期にわたる蓄積を経て、ロボットは独特の全産業発展戦略を形成し、「中国智造」のブースター、産業モデル転換アップグレードの新しいエンジンとなりました。このシステム変革の時代に、シュナイダーエレクトリックとの提携は、考え方、産業生態系、ソリューションの発展を共に推進していきます。