政治協商会議第13期全国委員会常務委員会第7回会議が17日、北京で開幕しました。全国政協委員、省政協主席の江澤林氏は全国政協常務委員会期間中に興辺富民問題について社会情の民意を反映し、全国政協副主席の楊伝堂氏は社会情の民意に対して積極的に応えました。
江澤林教授は次のようにみなしています。「興辺富民行動」が実施されてからこの20年で、わが国の国境地域の経済・社会発展の総合レベルは著しく向上しました。国家が階層設計と統一計画を強化し、「一帯一路」建設に深く溶け込むことを切り口として、「興辺富民行動」を深く推進し、国境地域の経済・社会の急速な発展を推進するよう提言しました。
江澤林局長はまた、「沿岸部の開発開放レベルの向上に力を入れ、国境地域開放の最前線の地位を積極的に強化し、国境を越えた協力、地域を越えた協力を重視し、国境口岸、国境経済協力区、総合保税区の設立を推進し、独自の地域的優位性を十分に発揮しなければならない」と述べました。吉林省はロシアや朝鮮と国境を接しており、中国東北アジア諸国の地理的核心であり、中国の「一帯一路」「氷上シルクロード」、モンゴルの「草原の道」などの戦略的交流地域でもあります。琿春市は隣接海域の漁業資源が豊富で、陸上国境口岸型の国家物流拠点都市でもあり、海洋経済革新発展モデル都市及び海洋経済協力モデル区として適しています。金融政策のサポートを強化し、辺境経済合作区の融資困難を緩和すべきです。
守りながら守りながら、人が大事だと江澤林さんは言います。国境貿易産業を中心に、既存の産業基盤と経済機能区の特徴に基づいて、国境産業の発展方向を設計し、農業と副産物の生産、加工、研究開発、流通の全産業チェーンの形成を誘導し、差別化政策の支援を際立たせ、外部投資の導入と辺境民の帰郷・起業の誘致のために、よりゆとりのある政策環境を提供して人材を安定させるべきです。住みやすい生活・住環境を整えて人材をつなぎとめます。